WEBラジオ『レキバク!』第4回【龍馬脱藩160年。梼原、大洲、虎太郎】

WEBラジオ『レキバク!』第4回【龍馬脱藩160年。梼原、大洲、虎太郎】

2022年は坂本龍馬脱藩160年!第4回はガッツリ幕末話をお届けします。

文久2年160周年シリーズ・坂本龍馬さんの脱藩

2022年は坂本龍馬さん脱藩160年。文久2年(1862年)3月23日には脱藩を決意して才谷屋の和霊神社にお参りし、翌24日から生まれ育った土佐の高知から梼原、そして伊予(愛媛県)大洲を約3日間で駆け抜け、最終的に長州の下関まで行きました。

新暦では約一か月後の4月後半。もしかしたら四国ではもう暑さを感じる頃だったかもしれません。

脱藩一つ目のポイントは梼原。共に脱藩した同志の沢村惣之丞さんと、梼原村の那須俊平さん・信吾さん父子の家に泊まり道案内してもらい伊予へ抜けました。

吉村虎太郎さんについて

龍馬さんに先駆けて脱藩した吉村虎太郎さん。

吉村さんと沢村さんは龍馬さんより先に脱藩しましたが、「武市さんの考えに合わない!」という土佐勤皇党の同志を集めるため土佐に戻ります。しかしそこで脱藩でしたのは龍馬さんただ一人でした。

吉村さんは脱藩後『天誅組』という、当時もっとも過激な思想と行動力で尊王活動を行い、翌文久3年27歳という短い生涯を閉じることとなります。

四国のゴール、伊予大洲の宿・冨屋金兵衛邸

龍馬さんと沢村さんは梼原を過ぎ、四国のゴール、愛媛県大洲の冨谷金兵衛邸に泊まりました(当時は染物の商売をされていました)。

現在はコロナ禍のため、一日一組限定で宿泊できます。
龍馬さんの間、虎太郎さんの間があり資料館も併設されている、幕末好きには嬉しいお宿です。

冨屋金兵衛邸 https://www.tomiyakinbe.com/

冨屋金兵衛邸に残された吉村虎太郎さんの手紙

吉村虎太郎さんが冨屋金兵衛さんに宛てた手紙が現存しており、同資料館で拝見することができます。
お手紙、現代語訳は上記冨谷金兵衛邸さんのホームぺージからも拝読することができます。

龍馬さん沢村さんと合流予定だった虎太郎さんのお手紙には、以前泊まった御礼と笠を忘れたので遅れますという一文が。
脱藩時に身に着けるアイテムとして欠かせない笠。

脱藩という重罪、現代人の我々が考えるよりも大変に重要なアイテムだったことが伺えます。

高知県立坂本龍馬記念館の展示予定

2022年は坂本龍馬脱藩160年ということで、高知県立坂本龍馬記念館では企画展示が予定されているそう。
どんな内容になるのか?詳報を待ちたいですね。

高知県立坂本龍馬記念館 https://ryoma-kinenkan.jp/

高知グルメ、鍋焼きラーメンと土佐ジローアイス

高知の名物はたくさんありますが!今回は梼原に近い名物をご紹介。

一つ目は『鍋焼きラーメン』。土鍋に、鶏ガラスープでぐつぐつと煮込まれています。
冬の寒い時など本当に最高!飲みの〆として食べられる方も多いとか。

二つ目は『土佐ジローアイス』。たまご感をしっかり感じられる濃厚アイスクリームです。

どちらも東京都有楽町にあるアンテナショップで食べる・買うことができます。また高知市内でも鍋焼きラーメンを食べられる店舗がありますのでぜひぜひ一度ご賞味ください♪

まるごと高知 https://www.marugotokochi.com/

維新、脱藩を感じられる梼原は木材の町でもあり、町全体があたたかい雰囲気を醸し出しています。

雲の上の町ゆすはら(梼原町役場ページ) http://www.town.yusuhara.kochi.jp/town/

なお2022年4月現在、高知から須崎までは高速で約30分ほどで行かれるそう。
横に長い高知ですが、近くなった町と町をドライブするのもよいかもしれません。

エンディングトーク

悲劇的な運命を辿った虎太郎さんですが、もしも龍馬さんと一緒に行動していたら彼の人生は変わったのでしょうか。
そんな歴史のifを考えてしまいますね。

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収録日2022年3月25日 / 使用楽曲著作権:甘茶の音楽工房様、MusMus様、効果音ラボ様
※収録はリモートで行っております