『一片の絆』出演者ブログ・勝海舟役&脚本担当 楠本剛より

『一片の絆』出演者ブログ・勝海舟役&脚本担当 楠本剛より

楠本剛です。
さて、今回の公演は2018年、2019年に続いての3本目となります。

私事で恐縮ですが、実のところ、今作品は一作目二作目よりもずっと前に暖めつつ、一旦封印の後、再び沸き上がってきた台本です。
根本的に変えた点は今回の主役は土方歳三としていますが、元は近藤勇で書き進めておりました。

というのも、当時、高知県土佐清水市というところで上演が決まった私の一人芝居の台本として仕上げる予定で、近藤さんと龍馬さんなら自分でもできるだろうと。

しかし、その後のいきさつで、その公演は土佐清水市の地元の人物、ジョン万次郎を登場させてください、となり近藤さんは撤収、台本は一から作り直し。しかし、いつか復活させたいと思いつつ、十数年が経ちました。

さて、今回の公演は、過去の坂本龍馬、沖田総司に次いで主役を土方歳三でゆく、という柱があり、さらに三本目となればそろそろ大胆なフィクションでいくべきか?たしか、秘蔵のネタがあったなと、そこからスタート致しました。

あれこれの資料を基とし、可能な限り史実との整合性を鑑みつつ、大幅にストーリーの幅を広げ、主宰の樹咲リヨコ氏の想いもあちこちに絡め、ここに「一片の絆~閃光と疾風~」として仕上がりました。

登場人物についても、従来の人物イメージから多少の脱却を試みました。

鬼の副長と呼ばれ、厳しい面とクールな振る舞いのイメージが強い土方さんですが、その厳しさの中にある人に対する思いやりや、シャイな部分も垣間見せます。

滅多に怒らない、温厚でのびのびしたイメージの龍馬さんも、時にはさすがにブチ切れます。

また、途中で諦めかけたりします。

新選組で一番若々しくも、病の身である儚さを背負った沖田さんも、じっくりと世の流れを見据え、語り、さらに今回独自の名場面で沖田ファンのハートをわし掴みにします。

大べらぼうな発言と、時代を達観した視点で人を煙に巻く勝海舟さん。今回は彼が放った言葉が、抱いていた想いが、この物語が進むにつれ、大きな軸となるかもしれません。

そして謎の人物、松屋吉兵衛。架空の人物ですが、・・・謎です。
いや、この物語が皆さんが知ってる幕末と少し違う方向に向かうきっかけを作る人物とだけ、申し上げておきます。

さぁ、あなたの目で、耳で先の読めない“新しい”幕末の一片を 9/4江戸の中野で体感してください。

当日は、受付に於いて、除菌、検温等の各種感染対策、会場では間隔を置いた座席、また舞台と客席の距離も十分に取り、皆さまが安心してご鑑賞いただけるよう演者、スタッフ一同配慮しております。

無理のないご判断と、万全の体調の上での、皆さまの御来場をお待ちいたしております。

キャスト別販売「楠本剛枠」でのご購入について

  1. カンフェティ販売ページからチケット購入画面にログイン(予めカンフェティへの会員登録が必要です)
  2. 日時(15時or18時)・座種を選択(一般or車いす)
  3. お支払方法を指定(クレジットカードorセブンイレブン現金発券)
  4. 予約枚数指定画面(一般・車いす共通)
    この画面でキャスト名「楠本剛」を選択し枚数を選択してください。
    座席指定・ブロック指定・お任せ指定をお選びいただきます
  5. 座席確認ページで座席の指定またはブロック指定をしていただきます。お好きな座席またはエリアをお選びください
  6. お客様情報をご入力いただき、チケット引き取り方法(紙発券or電子チケットモバパス)を選択してください
  7. 予約内容・入力内容をご確認いただき最終確認後、予約完了となります

本公演でのゲスト出演者【長﨑瞳さん】【山田紘輝さん】推しの方はぜひそれぞれの役者名からお申込みください。お二人の励みになります♪
樹咲・楠本は役者別でも無印でも熱烈大歓迎です!

※長﨑瞳さんの「﨑」の字は環境依存文字の為、チケット販売ページおよびチケット印字画面は「崎」となります。ご了承ください

◆電子チケットモバパスについては下記リンクをご参照ください
https://www.confetti-web.com/guide/mobapass/