7月23日より開幕しました『新選組展2022 -史料から辿る足跡-』。新選組ゆかりの地・福島会津と京都で開催される展示を、公式サイトを拝見しながら“行ったつもり(仮)”で勝手にご紹介いたします。
新選組展2022の概要
今回は福島京都で開催される新撰組展-史料からたどる足跡-。
ということで9月23日から福島県立博物館で始まりました新選組点入ったつもり(仮)でホームページを見ながら見どころなどを語っていきたいなと思っております。
新選組は文久3年2月4日に江戸で結成された浪士組。尊王攘夷の実現を目指しました。
会津藩に所属して京都市中の治安維持を担い、一会桑勢力(一橋会津桑名勢力)の有力な後ろ盾に政治活動に奔走。戊辰戦争では幕府に属して最後まで戦い、東北から箱館へと懸命に時代を生き抜きました。
現代に至るまで深々な小説アニメドラマ映画などで常に身近な存在として書かれ親しまれてきました――ということで最新の研究治験を加味しながら会津京都という、新選組と深く結びついたゆかりの地を舞台に新撰組の真相に迫る展示となっております。
◇新選組展2022 https://shinsengumiten2022.jp/
両会場で『銘 和泉守兼定』が展示!
目玉は土方さんの愛刀・和泉守兼定を両会場で展示というとこと。土方歳三資料館で時々拝見させて頂く機会というのはありましたが、ちょっと東京まで行かれないよとかもっとじっくり見たいよーというのも近年なかなか難しかったかなと言いますが、じっくりその姿を拝見できるということ。刀剣女子たちに人気の兼定さんでございます。どちらの会場でも見れるのは嬉しいですね。
展示構成前半、生まれ育ち~京都時代
新選組隊士の胸中が息づく直筆の書簡を一挙大公開ということで、小島資料館さんが所蔵されている書簡なども集まっていて見ることができます。
近藤さんや土方さんらの出自の紹介、新撰組誕生幕末の京都。容保公が閏8月1日に京都守護職に任命され、鴨さんの事件を経て新選組が活躍する時代。
容保公の写真は二人とも初めて見るもので、お召し物物的に御所にあがるようなものなので結構後に撮ったものではないだろうかという推測。写真の説明はホームページにはないのですが、個人蔵ということで展示では詳しい説明があるのかもしれません。
池田屋事件で使ったという土方さんの鎖帷子も。良く残ってましたが、これを身につけて箱館戦争にいっていたら綺麗な形で残っていないと思うので、どこかの段階で地元に送ったのかなと。鎖帷子自体なかなか現代人は見ることは少ないものですしね。
展示構成後半、戊辰戦争から明治時代
戊辰戦争、そしてそれぞれの戦後へ。
斎藤一さんの写真というと明治になって警官の姿をされて大勢のうちの1人として映っておられる写真(ちょっと判別が難しいもの)がありますが、おかっぱ風で眉毛のところで前髪を一直線に揃えられて目をギョロっとした顔のアップがありました。晩年に撮られたお写真ではそのお顔立ちなどをしっかりと拝見することができます。
凝った趣向のグッズの数々。大人気の『石田散薬』!
そしてグッズ!行かれなくても図録は通販で買うことができるというのは嬉しいポイントです。
何といっても石田散薬!錠剤ビンにラムネが入っています。大人気に一品。コスチュームキューピーmコスチュームだるま。ボールペンもいいツートンカラーで素敵です。
音声ガイドはナレーター中田譲治さん。ゴールデンカムイで土方歳三さんを演じていらっしゃるということで、ある意味でご本人連れてきたんだという感じです。
ちなみに京都会場は10月1日より京都文化博物館にて開催。18時までということで一般的な博物館よりも長め、しかも金曜日は19時30分まで楽しめるとのことです。
「土方歳三像」京都壬生建立プロジェクト
現在、新選組結成160年にちなみ京都の壬生寺にて土方歳三さんの胸像を建てようというプロジェクトがすすんでおります。新選組結成にちなみ1863円から応援できるということで、是非その想いを添えられてはいかがでしょうか。
◇新選組結成160年「土方歳三像」、京都壬生に建立プロジェクト https://camp-fire.jp/projects/view/588604
◆LINEスタンプクリエイターページ https://store.line.me/stickershop/author/2771305
収録日2022年7月29日 / 使用楽曲著作権:甘茶の音楽工房様、MusMus様、効果音ラボ様 ※収録はリモートで行っております