【お知らせ】今後の東京幕末GARAGEの活動につきまして

【お知らせ】今後の東京幕末GARAGEの活動につきまして

いつも応援ありがとうございます。
現在配信中の最新作『一片の絆~閃光と疾風~』をご視聴いただきました皆さんありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか?

「まだ見ていない!」という皆さん!配信視聴チケットは10/25 23:59まで販売中!きっとあなたが想像している”朗読劇”とは違う世界があるかも…?
ぜひこの機会にご覧いただければ大変嬉しく思います(最大11/24 23:59まで視聴可能)。

さて、2018年に発足し「とりあえず3年やってみる」ことを目標にしてきた東京幕末GARAGE。
2018、2019、(延期となった2020)、2021…と劇場等での直接公演を主軸に活動してまいりましたが、

東京幕末GARAGEは今後作品発表の場を配信やオンライン主軸に移行することといたしました

元々4年間程一緒に高知の歴史祭りでミニ演劇を行っておりました樹咲と楠本ですが、樹咲が「楠本が描く幕末の世界をもっと多くの方に楽しんでもらいたい」という思いで東京を主戦場に立ち上げたのが本ユニットです。

自主公演を始め歴史関連施設や歴史系のお祭りでの公演(現時点で非公表延期含む)、東京を飛び出した高知&京都公演等々で多くの方に朗読劇を楽しんでいただき、老若男女歴史好きも歴史に詳しくない方々にも好評をいただきました。
あらためて各公演に足を運んでいただいた皆様、視聴してくださった皆様、応援してくださいました皆様に深く御礼申し上げます。ありがとうございます。

初公演を行った阿佐ヶ谷アートスペースプロットさん

1年延期となりましたが、「とりあえず3年(4年)」が経った後、2人とも全然解散する気はありませんでした(笑)。

が、関東と関西という遠方同士のため、コロナ禍においての有観客公演は制作準備や稽古&往来の面であまりにも困難を伴い、今後もまだ変動的であろう波の中で中止や変更の可能性を考慮しながら今までと同じように活動を継続することは、感染症対策の費用と準備・中止や変更が生じた際の仕事や生活への影響の大きさから双方の労力体力面において非常に困難であると判断いたしました。

舞台公演というのは1回の公演の為に最低半年から1年近く準備の時間を費やしますが、どれほど準備をしようと世の中に出ないもの出せなかったものは「ないもの」になってしまいます。
また何も活動を表に出せない期間というのは存在自体も忘れられてしまう…ということも痛感した2年間でした。

高知県立坂本龍馬記念館新館ホールでも行わせていただきました

有観客公演・ライブ配信・収録配信では準備や演出・必要人員・かかる費用・感染対策の下準備、お知らせの仕方も大きく異なります。
「中止となり作品そのものを発表できない可能性」「状況により直前でも大幅に変更を加えなくてはならない可能性」を抱え何パターンも考慮しながら活動や制作を続けることよりも、「作品として見せたいベストな形」となるようしっかりと作品・芝居作りそのものに時間をなるべく集中し、世に出したい作品や構想をコンスタントに発表していくことを目指して活動してまいります

「できなかった、やれなかった、予定通り行えなかった」が続くのは楽しみにしてくださったお客様や応援してくださる皆様に申し訳なく、感染・感染疑い・体調不良等が出れば当日でも中止判断を行わなければならない現在の状況は作り手にとっても精神的疲労と労力・経済負担が非常に大きいため、今後は最初から配信を前提とした体制で制作活動を行っていくことにいたしました。

双方の年齢的にも活動を行える時間はそう長くはないという真剣な想いもあり、構想を一つ一つ、できる限り早めに形にしていくべく今回の決定となりました。

配信前提でも状況によっては直接ご覧いただける機会もあるかと思いますので、その時にはぜひ『生』の空気感まで含めて楽しんでいただければと思います!

野方区民ホール。いつか、また。

オンライン上での活動は朗読劇公演形式にとどまらず、結成時からなんとなく「こういうのもやってみたいね」と話していたデジタルコンテンツなども作っていく予定です。
まずは新作朗読劇を1本、そしてLINEスタンプを制作準備中です。

なお現在延期中となっております都内歴史施設での公演は開催できる状態となりましたら告知させていただきます。
歴史関連施設・歴史系のお祭り、イベントでの公演はご依頼やご招待をいただける限り続けてまいりますので、この先お祭りやイベント等が可能となりましたらぜひともお気軽にご相談ください。

今後はユニット名の由来であるおもちゃ箱をイメージした「ガレージ」そのままに、あれこれと作っていきます!

構想をできる限り形に。そしてどこにお住まいでも気軽に楽しんでいただけるコンテンツを作っていきたいと思いますので、どうぞ新作公演で知ってくださった皆様も最初からずっと応援してくださる皆様もご注目いただければ嬉しいです。

先日立ち上げたYoutubeチャンネルの動向もぜひチェックいただければ幸いです

感染症のみならずどうぞ皆様、末永く日々お健やかにお過ごしください。
再び直接どこかでお会いできる日がくるのを楽しみにしつつ、これからはオンライン上で幕ガレの世界を楽しんでいただければと思います。

今後とも東京幕末GARAGEをどうぞよろしくお願いいたします。

東京幕末GARAGE 主宰・樹咲リヨコ

2019年東京公演ゲネより